Books/animation

僕だけがいない街

颐光 2017. 5. 3. 00:03


藤沼 悟(29歳) Satoru Fujinuma

CV:満島真之介

漫画家としてデビューするも、なかなか芽が出ず、ピザ屋のアルバイトで生計を立てている。
人付き合いがあまり得意ではない。
リバイバル(再上映)という現象に悩まされる。


第一話 走馬灯

片桐 愛梨 Airi Katagiri

CV:赤﨑千夏
悟と同じピザ屋でアルバイトをしている女子高生。
好奇心旺盛な明るい性格で、悟にも積極的に接する。
自分で稼いだお金で叶えたい夢がある

藤沼 佐知子 Sachiko Fujinuma

CV:高山みなみ

悟の母親。元テレビ石狩の報道部アナウンサー。
職業柄か、鋭い観察眼を持っている。
見た目は実年齢よりも若々しく見える。


高橋店長 Takahashi

CV:竹内栄治
悟が働くピザ屋の店長。悟曰く“ちょっとウザい兄貴肌”

澤田 Sawada

CV:大川 透

元・テレビ石狩社会部の記者であり、2006年現在はルポライター。
18年前の小学生連続誘拐殺人事件はまだ終わっていないと考えており、真相を究明しようとしている。


藤沼 悟(10歳) Satoru Fujinuma

CV:土屋太鳳

北海道の市立美琴小学校に通う小学5年生。
特撮ヒーロー「ワンダーガイ」に憧れる、
ごくごく普通の少年だった。


雛月 加代 Kayo Hinazuki

CV:悠木 碧

悟の小学生時代のクラスメイト。
周囲とあまり関わりを持たず、
クラスの中で“浮いた”存在。


ケンヤ Kenya

CV:大地 葉

悟の小学生時代のクラスメイト。
子供とは思えぬ洞察力を持つ少年。
なぜ彼は、そこまでの能力を持ち得たのか……。


ヒロミ Hiromi

CV:鬼頭明里

悟の小学生時代のクラスメイト。
男子だが、かわいらしい外見から
女子に間違われることもある。


カズ Kazu

CV:菊池幸利

悟の小学生時代のクラスメイト。
男気のある豪快な性格で、
少しおせっかいなところもある。


オサム Osamu

CV:七瀬彩夏

悟の小学生時代のクラスメイト。
周りのことによく気づき、
率先して声をかけられる明るい少年。


八代 学 Gaku Yashiro

CV:宮本 充

悟の小学生時代の担任教師。
面倒見が良く、生徒・父兄ともに人気者の好青年。


白鳥 潤 Jun Shiratori

CV:水島大宙

悟が小学生時代、近所に住んでいた青年。
悟の良き相談相手。


雛月母 Hinazuki

CV:岡村明美

母子家庭で加代を育てる。近所付き合いは希薄。


美里 Misato

CV:木野日菜

悟、雛月らのクラスメート。雛月のことをあまり快く思っていない。


浜田 Hamada

CV:吉田麻実

全国優勝を果たした美琴小学校アイスホッケー部のレギュラー。女子たちからも人気がある。


藤沼悟。29歳。
彼は自身が引き起こす特殊な現象「リバイバル」の結果、交通事故に遭ってしまう。
幸い軽傷で済んだものの、心配して来た母親の佐知子と同居することに。
二人で行ったスーパーの帰り道、リバイバルが再び悟に訪れる。
今度は何事もなく、無事帰宅する悟だったが、ふいに佐知子から「スーパー前で誘拐事件が未遂に終わった」という不穏な言葉を耳にする。
そしてバイト先から帰ってきた彼は、信じられない光景を目にするのだった。


帰宅した悟の前にあったのは、刺殺された母・佐知子の亡骸だった。
元テレビ局報道部に勤めていた彼女は、スーパーで未遂に終わった誘拐事件を独自に調査し、ある真相に辿り着いていたのだ。
それは18年前に北海道の街で起きた、児童誘拐殺人事件との繋がり…。
殺害された母を前にした悟は、現場を目撃されたことで容疑者として警察に囲まれる。
必死の思いで逃げ出した彼の前には、目を疑う風景が広がっていた。
そこは18年前。
かつて幼少時代を過ごした、昭和63年の北海道で―。



第二話 掌

悟は突如、昭和63年に時間跳躍する。
それは“リバイバル”。
過去に戻り「違和感」を解決することで、起こりうる事件を回避するという現象だ。
そこでは母が在りし日の姿のままでいる……。
悟は失ったはずの時間を噛み締め、母を救いたいと願う。
これがリバイバルなら、違和感を解消すればそれが叶うかもしれない。
だが、なぜこの時代なのか、違和感がどこにあるのか。
答えが出ない悟。
その前を、ひとりの少女が通り過ぎる―。


第三話 痣

雛月加代が失踪した日が判明すれば、事件を阻止できるはず。
そう考えた悟は、彼女の誕生日までの間にXデーがあると推察する。
さっそく雛月に誕生日を尋ねるも、些細なことから距離ができたことで失敗に終わってしまう。
それでも悟は職員室へ赴き、八代から聞き出すことに成功。
3月1日こそがXデーであると確信し、雛月の家に赴き様子を伺う。
だが、そこで見たものは、物置にボロボロの姿で監禁された雛月の姿だった……。


変わり果てた雛月の様子と、彼女の母親が見せた素振りは、家庭内暴力の事実が明白に存在していることを示唆していた。
だが、当の雛月自身はそれを隠そうとする……。
さらに給食費の盗難事件で犯人に仕立てあげられる雛月。
そんな彼女を庇ったことがきっかけとなり、二人はお互いの心の距離を縮める。
さらに彼女を時期外れの“クリスマスツリー”へ連れ出した悟は、「夏になったらまた見に来よう」と約束を交わすのだった。


第四話 達成

Xデーまであと1週間。
事件そのものを無くそうと意気込む悟は、一人にさせないよう、雛月を科学センターに誘う。
だが、彼女の母親が許さない。
そこに現れたのは佐知子だった。
そのフォローのおかげで、共に科学センターに行くことができた悟。
そこで彼は雛月と18年前にも同じ会話をしたのを思い出す。
リバイバル前と同じ時のレールに乗っているのではという疑念、そして迎えたXデーの当日……。


以前と状況は変化し、雛月が公園でひとりぼっちということもない。
しかも、できる限り悟も彼女と一緒に行動している。
これで未来は変わったはず―?。
そう改めて信じようとする悟。
果たして、Xデーは何事もなく終わった。
翌日、彼女の無事を確かめ、仲間達と誕生日会を迎える悟。


その楽しい時間を終え、ついに悟は歴史を変えたという実感に浸る。
だが翌日登校した悟は、雛月が学校に来ていないことを知り、愕然とするのだった。


第五話 逃走

学校に来なかった雛月は、やはり失踪していた。
やり切れない思いを抱える悟は、もっと何かできたはずだと思い詰める。
さらに隣の小学校に通う中西彩も失踪。
18年前と同じ時の流れに乗っている…それを知る立場の悟だけは雛月の死を直感していた。
そして、彼は見てしまう。
雛月の母親が捨てたゴミ袋の中に入っていた編みかけの手袋を……。

悟はたまらず走りだした。
その目の前に待っていたのは――。


過去の状況を変えられなかったため、リバイバルは終わりを告げる。
2006年へと戻った悟は、警察から逃げるため、バイト先の店長である高橋の自宅に避難した。
だが、兄貴肌だと感じていた高橋は警察に通報。
ショックを受けつつ逃げ出したところを、一筋の光が照らす。
その先にいたのは、愛梨だった。
彼女の父親に纏わる苦い経験と、だからこそ人を信じたいという想いが悟の心に染みる。
だが、母・佐知子を殺害した犯人の手はそんな二人の元にまで及び――。



第六話 死神

炎に包まれる愛梨を救い出した悟。
火事は佐知子殺害犯によるものという確信を得た悟は、佐知子が残したメモを頼りに、ある人物にコンタクトを取る。
それは、元テレビ石狩の記者・澤田という男だった。
彼から佐知子が18年前の真犯人を知っていたこと、そして犯人は殺人の後、必ず無実の人物を容疑者に仕立て上げているという推察を聞く悟。
さらに澤田の容疑者リストを読むことで、悟は犯人特定に繋がる重要事項に気がつく――。


犯人は自分を容疑者リストから外すため、女の子と間違われやすいヒロミをあえて殺したのではないか。
その推察に行き着いた悟に、突然電話が掛かって来る。
それは病院を抜け出した愛梨からのものだった。
合流した愛梨は西園という人物が怪しいと語るのだが、澤田の容疑者リストにその名前はない。
煩悶する悟……その時、二人の周りを警察が取り囲む。
ついに手錠を掛けられ連行される悟は、野次馬の人垣の中に母を殺した男を見つけ…そして時間が止まった…。



第七話 暴走

警察に連行される悟は群衆の中に「帽子の男」の姿を見た。
「終われない…俺にはまだやらなきゃならない事がある…」、彼の祈りは奇跡を呼ぶ。
そして気がつくと悟は科学センターにいた。
三度目の昭和63年、Xデーの4日前、雛月は悟の隣で健在だ…。
今度こそは後悔の無いように…、新たな決意を胸に悟は踏み出す。
まずはXデーを乗り切り翌日の誕生日会を終えた彼は、その夜にユウキさんの自宅に向かった。
アリバイを作るべく家に石を投げ警察を呼び、さらには帰宅中の雛月の母を待ち伏せる…。
心に余裕が無くなっていた故の過激な行動をたしなめたのは、数日間悟を監視していたケンヤだった。
ケンヤの言葉に冷静さを取り戻した悟は、雛月に「お前のこと誘拐するけどいい?」と問うのだった。
誘拐犯が手が出せない場所に避難しなければ…という悟の意図を汲んだケンヤは、隣の小学校校庭にある廃車となったバスに二人を導く。
雛月が廃バスの隠れ家で過ごす日々が始まった。
だが彼女がひとりで夜を過ごしている時、思わぬ来訪者が…




第八話 螺旋

自宅に帰らずに廃バスの隠れ家で過ごす雛月と、それをサポートする悟たち。
雛月を自らの手で失踪させ、警察や役所の介入を招くことで母親や誘拐犯から遠ざける、それが悟が描いたシナリオだ。
悟やケンヤの予想より周囲の大人たちの反応は鈍く、不登校が続く雛月に対して対策が成されぬまま数日が過ぎる。
佐知子や八代だけが悟の行動の変化から事態に気がつき始めていた。
そしてある夜に隠れ家にやってきた大人の男、その人物が遺した段ボール箱の内容を見た悟は戦慄する…


隠れ家に置かれた箱の中から出てきたのは、ロープや目出し帽、霧吹きといった雑多な物だ。
だが、悟はそれが何かを知っていた。
雛月を誘拐した真犯人が、殺害時に使用した品々とまさに同一なのだ。
事件から引き離すために廃バスに隠れたはずなのに、未だに同じ時のレールに乗っているのか…その疑いを拭いきれない悟。
次に彼が選んだアクションは、雛月を自分の家に匿うというものだった。
息子の決意と行動を理解し雛月を受け入れる佐知子。
三人は平穏な朝を迎え、そして雛月は母親が待つ自宅へと向かった…。




第九話 終幕

3日にわたる行方不明の期間を経て、自宅へと戻る雛月。
母親である明美は、彼女の後ろに控える悟・佐知子の姿を見て、怒りのあまりシャベルを振り回す。
間一髪、その一撃を避ける佐知子。
そして見計らっていたように、児童相談所の職員と八代が現れた。
雛月の一時保護を伝える職員に明美は反発し、警察に行くと息巻いた。
3日間の誘拐を警察で話されると悟たちが不利になる…そんな状況の中、八代が連れてきた誰も予期せぬ人物が、事態を急変させる……。


明美の目の前に現れたのは、彼女の母――雛月の祖母だった。
明美は母に縋って泣き崩れ、雛月は祖母が引き取ることとなった。
それは同時に雛月との別れも意味していたが、悟は彼女の向かう未来が、明るい場所であることを信じた――。
雛月との別れから数日後、悟は連続殺人事件二人目の犠牲者になるはずの中西彩を探りはじめた。
そんな行動に違和感を持ったケンヤに対し、悟はこの街に連続殺人犯がいるという仮説を話す。
ケンヤとヒロミはその突拍子もない話を信じ、隣の小学校に通う中西彩をひとりぼっちにしないための行動を共にすることになった。
だが、その時点でひとりぼっちになっていたのは彼女だけではなかった……。




第十話 歓喜

次の被害者となる中西彩のひとりぼっちをなくすため、彼女に声を掛ける悟たち。
最初は取り合わなかった彩だが、カズの一言がきっかけとなり、悟たちのアジトへ顔を出すようになる。
ヒロミも含め、殺されるはずだった三人は犯人のターゲットから外れた。
だが、悟には「犯人は代わりに誰を狙うのか」が気にかかる。
最近クラスで浮きがちだった美里がひとりぼっちになるのを防ごうとする悟。
アイスホッケー試合会場の美里を尾行していると、彼女の姿が突如消えた。
慌てた悟は担任の八代に頼みこんで不審なトラックを追うがその先には…。

追跡していたトラックを横目に、八代が運転する車は方向を変える。
そして彼は悟に話し始めた。
自分がどのように“計画”を阻止されてきたのかを……。
いま目の前にいる男こそが、真犯人―?!
驚愕の事実に衝撃を受け、にわかには信じられない悟。
さらに細工されたシートベルトによって脱出もままならない。
身動きの取れなくなった悟は、車もろとも川へと沈められてしまう。
冷たい水に力を奪われ、悟の意識は―?途絶えた…。




第十一話 未来




第十二話 宝物

小雨が降る病院の屋上で、悟は八代と対峙していた。
「俺の記憶は戻っているぞ」と言い放つ悟だが、八代はまったく動じない。
全てを読み切った上で、悟に罠を仕掛けていたのだ。
八代のシナリオは、悟の新たな友人・久美の点滴に筋弛緩剤を混入して殺害した上で、悟をその実行者に仕立ててから殺すというものだ。
ついにチェックメイトか――。
だが、静かに勝利を宣言したのは悟だった。
そして彼は唐突に、自らの手で屋上の縁に車椅子を進めて行く…。
間一髪、それを掴み助けたのは…他ならぬ八代だった。
彼は告白する。
悟がいるからこそ、自分は生きている実感が持てるのだと。
それを認めた上で、悟を放し屋上から取り落とした八代は、自らも飛び降りようとする。
だが、彼が眼下に臨んだ視界の中には、救助マットの上で微笑む悟とその仲間の姿があった――。



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