「へうげる(ひょうげる)」とは、『ふざける』『おどける』という意味。
本作では、激しい戦乱の世にありながら、茶の湯の世界に心奪われた「へうげもの」の武将・古田左介(織部)の生き様を、
これまでに無い歴史観と大胆な描写を駆使しながらユーモアたっぷりに描きだします。
茶道や茶器、美術や建築など、「日本の文化」にもスポットをあて、ちょっとリッチな『大人のアニメ』を目指します。
さて、物語の方は…
時は戦国乱世。織田信長が今まさに天下を獲らんとするその陰に、茶の湯と物欲に魂を奪われた一人の武将がいた。のちに数奇者として天下に名を轟かせる「古田左介(織部)」である。「出世」と「物」、二つの欲の間で葛藤と悶絶を繰り返す日々の中、時代は大きく揺れ動く。やがて左介は「数奇者」としての天下獲りを心に決め、「へうげもの」への道をひた走る。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、戦国時代を駆け抜けた男/知られざる傑物の物語。
登場人物
古田左介
声:大倉孝二
美濃国生まれ。
茶の湯と物欲に心を奪われた戦国武将。
織田信長の使い番として戦場を駆けめぐる。幼いころから父に茶の手ほどきを受け、信長の茶頭・千宗易の門人となる。
好きな色はグリーン&パーシモン。織田信長
声:小山力也
将軍・足利義昭を奉じて上洛。天下人へと飛躍する。生まれつき破天荒な行動が多く「大うつけ」と呼ばれた。南蛮文化に強い興味を示し、豪華絢爛な安土城を築く。
好きな色はレッド&ブラック。羽柴秀吉
声:江原正士
尾張国に生まれ、東海地方を転々としたのち、信長の下へ。美濃攻略、姉川の戦いなどでめざましい働きをみせ、近江国長浜城主へと出世する。
好きな色はゴールド。千 宗易
声:田中信夫
和泉国堺生まれ。
若い頃から茶に親しみ、信長の堺占領後、三茶頭のひとりとして仕える。
独自の「わび茶」を追求し、伝統の破壊と新たな創造を続ける。
好きな色はブラック。明智光秀
声:田中秀幸
京の行政を通じ、信長直臣となる。松永久秀討伐、荒木討伐、石山本願寺攻め、丹後・丹波平定に絶大な功績をあげ、近畿一円の司令官になる。
好きな色はパープル。徳川家康
声:鶴見辰吾
三河国生まれ。質実剛健、質素倹約を信条とする武将。
必要以上のぜいたくには怒りをあらわにする。家臣や領民を思い政治を行う。
好きな色、そんなものはない。
第一話「君は物のために死ねるか!?」
織田家の家臣で数奇をこよなく愛する古田左介は、主君信長から謀反をおこした松永久秀との交渉を命ぜられる。久秀が所有する大名物『平グモの茶釜』を渡せばすべてを許すというのが条件だ。戦火につつまれた信貴山城におもむいた左介は、武と数奇、それらのはざまに立ちながらもきぜんたる態度をつらぬく久秀の姿を目の当たりにする。だがその交渉はなかばで中断した。
http://www.veoh.com/watch/v209057965MkHHaZW
第二話「茶室のファンタジー」
左介はつかの間の平穏な日々を妻のおせんとすごしていた。義理の兄である中川清秀に茶をふるまい、志野茶碗を愛で、おせんとの仲もむつまじい。が、風雲急を告げるしらせがとどいた。石山本願寺攻めの陣中にあった荒木村重が反乱をおこしたというのだ。中川清秀は荒木の家臣。このままでは妻の実兄と敵同士となってしまう。信長より清秀の説得を命ぜられた左介は、ある秘策をもって命がけの交渉にあたる。
http://www.veoh.com/watch/v21236825j46WX4We
第三話「天界への階段」
\
織田家三茶頭のひとりである千宗易の出現は左介にとって己の運命を変える大きな出会いであった。翌年の夏、ようやく完成した安土城の天主閣をたずねた左介は、その圧倒的なけんらんさと信長の心意気に心酔。そんな思いもあってか、後日おこなわれた織田家筆頭家臣・明智光秀を前にした宴席において信長への不平を語る明智の家臣たちと対立してしまう。そのとき、場をおさめんと口を開いたのは、ほかならぬ光秀であった。
http://www.veoh.com/watch/v212368268fR4KxPP
'Books > animation' 카테고리의 다른 글
精霊の守り人 (0) | 2017.05.04 |
---|---|
SAMURAI7 (0) | 2017.05.04 |
フェイトステイナイト (0) | 2017.05.04 |
HUNTER×HUNTER (ハンター×ハンター) (0) | 2017.05.04 |
ぬらりひょんの孫 (0) | 2017.05.04 |